今回は「devastated」と「obliterated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「devastated」の意味と使い方
「devastated」は、「打ちのめされた」「ひどく落ち込んだ」「荒廃した」という意味の形容詞です。感情的なショックや破壊的な出来事の影響を強く受けた状態を表します。人の心に関する表現としても、物理的な被害に関する表現としても使われます。
「devastated」を使った例文をみてみましょう。
- She was devastated by the news.
彼女はその知らせにひどく打ちのめされました。 - The town was devastated by the hurricane.
その町はハリケーンによって壊滅的な被害を受けました。 - He looked devastated after the game.
彼は試合後、とても落ち込んだ様子でした。
「obliterated」の意味と使い方
「obliterated」は、「完全に破壊された」「跡形もなく消された」という意味の過去分詞です。物理的な物を完全に消し去る、または存在自体を抹消するニュアンスがあり、非常に強い破壊や消滅を表します。感情ではなく、物理的・視覚的な対象に使われることが多いです。
「obliterated」を使った例文をみてみましょう。
- The village was obliterated by the bomb.
その村は爆弾で跡形もなく破壊されました。 - All evidence was obliterated.
すべての証拠が消し去られました。 - The writing on the stone had been obliterated by time.
その石に刻まれた文字は、時の流れによって消えていました。
「devastated」と「obliterated」の違いとは
「devastated」は、人の感情や都市・自然などが「壊滅的なダメージを受けた」状態を表します。心理的・物理的なショックや破壊の両方に使われ、比較的幅広い場面で使われます。
一方、「obliterated」は、何かが「完全に破壊された」「存在が消された」ことを意味し、より徹底的で最終的な破壊や消滅を強調します。対象は物理的なものに限られる傾向があります。
まとめ
今回は「devastated」と「obliterated」の意味や使い方の違いについて解説しました。「devastated」は感情的・物理的な「打撃」や「損害」を表し、「obliterated」はより強い語で「完全な消滅・破壊」を意味します。文脈に応じて使い分けることで、より正確な表現が可能になります。