今回は「desperate」と「hopeless」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「desperate」の意味と使い方
「desperate」は、「絶望的な」「必死の」「切実な」といった意味を持つ形容詞です。非常に困難な状況に追い込まれて、なんとかしようとする強い気持ちや行動を表します。感情が高ぶっているときや、追い詰められたときに使われます。
「desperate」を使った例文をみてみましょう。
- He was desperate to find a job.
彼は仕事を見つけようと必死でした。 - She made a desperate attempt to escape.
彼女は必死に逃げようとしました。 - We’re in desperate need of help.
私たちは切実に助けを必要としています。
「hopeless」の意味と使い方
「hopeless」は、「希望がない」「絶望的な」「見込みがない」という意味の形容詞です。物事が改善する見込みがないと感じる状況や人に対して使います。否定的で悲観的なニュアンスを強く含んでいます。
「hopeless」を使った例文をみてみましょう。
- The situation seemed hopeless.
状況は絶望的に思えました。 - He felt hopeless about the future.
彼は将来に希望を持てませんでした。 - I’m hopeless at cooking.
私は料理が全然ダメなんです。
「desperate」と「hopeless」の違いとは
「desperate」と「hopeless」の違いについて見ていきましょう。
「desperate」は、状況が厳しくても「なんとかしようとする強い意志や行動」を伴う表現です。絶望的な状況でも、希望を捨てずに行動している様子が含まれています。
一方、「hopeless」は、「もはや何もできない」「希望が完全にない」状態を表します。すでに諦めや絶望の段階にあるというニュアンスが強く、努力や行動を示すことはあまりありません。
まとめ
今回は「desperate」と「hopeless」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説しました。「desperate」は絶望的な状況でも行動しようとする“必死さ”を、「hopeless」は希望すらない“諦めの状態”を表します。文脈に応じて、それぞれのニュアンスを理解し、適切に使い分けましょう。