今回は「delay」と「postponement」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「delay」の意味と使い方
「delay」は、「遅れ」「延期」「遅らせる」という意味の名詞または動詞です。予定されていた時間よりも遅れることを指し、原因が予期せぬ事情(交通、天気、トラブルなど)によることが多いです。日常会話でもビジネスでもよく使われます。
「delay」を使った例文をみてみましょう。
- The train was delayed due to heavy rain.
大雨のため電車が遅れました。 - We apologize for the delay in delivery.
配達の遅延をお詫び申し上げます。 - Please avoid any delays in submitting your report.
レポートの提出が遅れないようにしてください。
「postponement」の意味と使い方
「postponement」は、「延期」「順延」という意味の名詞です。計画されたイベントや予定を、あらかじめ別の日に延期することを意味します。フォーマルな場面や公式なアナウンスでよく使われます。
「postponement」を使った例文をみてみましょう。
- The meeting was announced for postponement.
会議の延期が発表されました。 - There was a postponement of the match due to bad weather.
悪天候のため試合が延期されました。 - They agreed on the postponement of the event.
彼らはイベントの延期に同意しました。
「delay」と「postponement」の違いとは
「delay」と「postponement」の違いについてみていきましょう。
「delay」は、予定されていた時間から遅れてしまうことを意味し、しばしば予期しない状況で発生します。日常的な表現で、交通機関の遅れや進行の遅延に使われます。
一方、「postponement」は、ある予定を意図的に後ろ倒しにする、つまり「日程を変更する」ことを意味します。計画的で、公式な場面で使われやすいフォーマルな表現です。
まとめ
今回は「delay」と「postponement」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「delay」は予期せぬ「遅れ」を指し、「postponement」は計画的な「延期」を意味します。どちらも「予定より遅れる」という点では共通していますが、使われる場面やニュアンスが異なるので、状況に応じて適切に使い分けましょう。