今回は「debt」と「liability」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「debt」の意味と使い方
「debt」は、「借金」「負債」という意味の名詞です。人や企業が他者からお金を借りていて、返済の義務がある状態を表します。日常生活でもビジネスでもよく使われる表現です。
「debt」を使った例文をみてみましょう。
- He is struggling to pay off his debts.
彼は借金の返済に苦労しています。 - The company is in a lot of debt.
その会社は多額の負債を抱えています。 - I finally finished paying my student debt.
私はついに学生ローンの返済を終えました。
「liability」の意味と使い方
「liability」は、「負債」「責任」「義務」という意味の名詞です。会計や法律の分野でよく使われ、特に財務状況における「支払い義務があるもの(負債)」を指します。また、法的な責任やリスクという意味もあります。
「liability」を使った例文をみてみましょう。
- All liabilities must be listed on the balance sheet.
すべての負債は貸借対照表に記載されなければなりません。 - The company has legal liabilities related to the accident.
その会社は事故に関する法的責任を負っています。 - He is not willing to take on any additional liabilities.
彼はこれ以上の負債を負いたくありません。
「debt」と「liability」の違いとは
「debt」と「liability」の違いについてみていきましょう。
「debt」は、主にお金の借り入れに関する負債を指す具体的な表現です。クレジットカードの残高やローンなど、返済義務のある「借金」に使われます。
一方、「liability」は、会計・法律の分野でより広い意味を持ちます。「debt」を含むすべての支払義務(たとえば未払いの請求書や将来の支払義務)を指し、財務用語として使われることが多いです。また、法律上の責任も意味します。
まとめ
今回は「debt」と「liability」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「debt」は具体的なお金の借り入れを指すカジュアルな表現で、「liability」は財務・法務に関する広い意味の負債や責任を指すフォーマルな表現です。場面に応じて正しく使い分けることが重要です。