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「danger」と「risk」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「danger」と「risk」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「danger」の意味と使い方

danger」は、「危険」「危険な状態」という意味の名詞です。実際に被害や損害が起こる可能性が高く、今すぐにでも危険が迫っているような状況を表します。具体的で差し迫った危険に対して使われることが多いです。

「danger」を使った例文をみてみましょう。

  • The building is in danger of collapsing.
    その建物は倒壊の危険があります。
  • He was in great danger during the storm.
    彼は嵐の間、非常に危険な状況にありました。
  • Smoking is a danger to your health.
    喫煙は健康にとって危険です。
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「risk」の意味と使い方

risk」は、「リスク」「危険性」「~の恐れ」という意味の名詞です。被害や問題が「起こる可能性がある」という段階で使われ、必ずしも実際に危険が差し迫っているわけではありません。可能性の話や予測に基づく判断に使われます。

「risk」を使った例文をみてみましょう。

  • There is a risk of injury in this sport.
    このスポーツにはケガのリスクがあります。
  • Investing in stocks carries some risk.
    株への投資にはいくらかのリスクが伴います。
  • He took a big risk by quitting his job.
    彼は仕事を辞めるという大きなリスクを取りました。
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「danger」と「risk」の違いとは

danger」と「risk」の違いについてみていきましょう。

danger」は、実際に害が生じる恐れがあり、差し迫った危険や明白な脅威を指します。一方、「risk」は、将来的に何か悪いことが起こる「可能性」や「危険性」を表します。

たとえば、「There is a danger of falling rocks.(落石の危険がある)」は、今まさに落ちてくるかもしれないという緊迫感がありますが、「There is a risk of falling rocks.」は、落石が起きるかもしれないという予測に近いニュアンスになります。

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まとめ

今回は「danger」と「risk」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「danger」は実際に差し迫った危険を表す言葉で、「risk」は悪いことが起こる可能性を表す言葉です。文脈や状況に応じて適切に使い分けましょう。