今回は「cross」と「traverse」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「cross」の意味と使い方
「cross」は、「横切る」「渡る」という意味の動詞です。道や川、橋など、ある地点から反対側に移動する動作を表します。日常会話でもよく使われるカジュアルで分かりやすい表現です。
「cross」を使った例文をみてみましょう。
- We need to cross the street.
私たちは通りを渡る必要があります。 - She crossed the river by boat.
彼女はボートで川を渡りました。 - A cat crossed the road in front of us.
私たちの前を猫が道路を横切りました。
「traverse」の意味と使い方
「traverse」は、「横断する」「横切る」「行き渡る」という意味の動詞です。広い範囲や困難な場所、複雑な地形を渡るニュアンスがあり、フォーマルで書き言葉や専門的な文脈で使われることが多いです。探検、登山、冒険、または技術的な文脈でも用いられます。
「traverse」を使った例文をみてみましょう。
- The hikers traversed the mountain range.
ハイカーたちは山脈を横断しました。 - We traversed the desert in three days.
私たちは3日間で砂漠を横断しました。 - The cable car traverses the valley.
ロープウェイは谷を横切ります。
「cross」と「traverse」の違いとは
「cross」と「traverse」の違いについてみていきましょう。
「cross」は、比較的短い距離や単純な経路を横切ることを表し、日常的でカジュアルな表現です。道路や川など、簡単に渡れる場所に使われることが多いです。
一方、「traverse」は、広大で複雑、または困難な場所を横断する意味合いが強く、よりフォーマルで専門的な響きがあります。単に「渡る」だけでなく「苦労して進む」「広範囲にわたる」というニュアンスが含まれます。
まとめ
今回は「cross」と「traverse」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「cross」はカジュアルで、短い距離や簡単な経路を渡るときに使い、「traverse」はフォーマルで、広く複雑な場所を横断する意味を持ちます。状況や文脈に合わせて使い分けることが大切です。