今回は「course」と「curriculum」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「course」の意味と使い方
「course」は、「講座」「科目」「コース」という意味の名詞です。ある特定のテーマについて学ぶ、まとまった授業や学習単位を指します。大学や語学学校などの個別の授業、あるいは料理のコースなどにも使われます。
「course」を使った例文をみてみましょう。
- I’m taking a course in psychology.
私は心理学の講座を受講しています。 - She signed up for a cooking course.
彼女は料理教室に申し込みました。 - This course lasts for three months.
この講座は3か月間続きます。
「curriculum」の意味と使い方
「curriculum」は、「教育課程」「カリキュラム」という意味の名詞です。学校や教育機関で定められた、特定の期間内に教える科目や内容の全体を指します。つまり、複数の「course」や「subject」を含む教育プランです。
「curriculum」を使った例文をみてみましょう。
- The school’s curriculum includes science, math, and art.
その学校のカリキュラムには理科、数学、美術が含まれています。 - They are developing a new curriculum for elementary schools.
彼らは小学校向けの新しいカリキュラムを開発しています。 - The curriculum is designed to meet students’ needs.
そのカリキュラムは学生のニーズに合わせて設計されています。
「course」と「curriculum」の違いとは
「course」と「curriculum」の違いについてみていきましょう。
「course」は、個々の授業や講座を指し、学ぶ内容が特定のテーマに限られています。一つひとつの学習単位というイメージです。
一方、「curriculum」は、学校や教育プログラム全体の学習内容の構成を表し、複数の「course」や学年全体の教育計画を含む、より広い概念です。
まとめ
今回は「course」と「curriculum」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「course」は個別の授業や講座を表すのに対し、「curriculum」は教育全体の構成や計画を指します。両者の関係は、「course」が「curriculum」の一部であると理解するとわかりやすいでしょう。