今回は「commit」と「committed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「commit」の意味と使い方
「commit」は動詞で、「（罪・過ちなどを）犯す」「（時間や労力などを）捧げる」「（何かに）専念する」といった意味があります。状況によって意味が大きく変わる多義語です。
「commit」を使った例文をみてみましょう。
- He committed a serious crime.
彼は重大な犯罪を犯しました。 - We must commit more resources to education.
私たちはもっと多くの資源を教育に注がなければなりません。 - She decided to commit to the project.
彼女はそのプロジェクトに専念することを決めました。
「committed」の意味と使い方
「committed」は、「commit」の過去形・過去分詞として使われるほか、形容詞としても使われます。形容詞の場合は「献身的な」「真剣に取り組んでいる」といった意味になります。
「committed」を使った例文をみてみましょう。
- He is a committed teacher.
彼は献身的な教師です。 - They are committed to improving the environment.
彼らは環境改善に真剣に取り組んでいます。 - She committed herself to helping others.
彼女は人助けに専念することを誓いました。
「commit」と「committed」の違いとは
「commit」は動詞で、何かを行う、または何かに取り組むという行為そのものを表します。文の中では主に動作として使われます。
一方、「committed」はその動作が完了した状態（過去形・過去分詞）を表す場合や、「献身的な」「熱心な」という意味の形容詞としても使われます。形容詞として使う場合は、人の姿勢や態度に対する評価を表します。
まとめ
今回は「commit」と「committed」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「commit」は動詞で行動や決意を示すのに使い、「committed」はその結果や姿勢を表す言葉です。特に「committed」は形容詞としてもよく使われ、誰かが何かに真剣であることを表現する際に便利な表現です。状況に応じて正しく使い分けましょう。