今回は「clue」と「clew」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「clue」の意味と使い方
「clue」は、「手がかり」「ヒント」という意味の名詞です。謎解き・事件・問題解決などの文脈でよく使われ、日常会話でも頻繁に登場する単語です。
「clue」を使った例文をみてみましょう。
- The detective found an important clue.
探偵は重要な手がかりを見つけました。 - I have no clue what he’s talking about.
彼が何を話しているのか全く見当がつきません。 - This map gives us a clue to the treasure.
この地図は宝への手がかりを与えてくれます。
「clew」の意味と使い方
「clew」は、「糸玉」「綱の端」「ボール状に巻かれたもの」を意味する名詞です。現代の日常英語ではあまり使われず、文学的・古風な語として扱われます。また、古英語では「clew」から「clue」が派生したという歴史もあります。
「clew」を使った例文をみてみましょう。
- She held a clew of yarn in her hands.
彼女は手に毛糸の玉を持っていました。 - The sailor secured the clew at the corner of the sail.
船員は帆の隅にあるクルー(綱の端)を固定しました。 - The story mentioned a clew of thread.
その物語には糸玉が登場しました。
「clue」と「clew」の違いとは
「clue」と「clew」の違いについてみていきましょう。
「clue」は現代英語で一般的に使われる「手がかり」「ヒント」を表す単語です。会話、文章、ニュースなどあらゆる場面でよく登場します。
一方、「clew」は現代ではほとんど使われない古風な単語で、「糸玉」や「綱の端」を意味します。歴史的には「糸の手がかり(=迷路を脱出するための糸の束)」という概念から「clue(手がかり)」が派生しましたが、現在では用途が大きく分かれています。
まとめ
今回は「clue」と「clew」の意味や使い方の違いについて解説しました。「clue」は一般的な「手がかり」「ヒント」を表す非常に頻出の単語であるのに対し、「clew」は古風な語で「糸玉」や「綱の端」を意味します。現代英語では「clue」を使うのが基本ですので、使い分けに注意しましょう。