今回は「captivated」と「entranced」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「captivated」の意味と使い方
「captivated」は、「心を奪われた」「魅了された」という意味の形容詞です。何かや誰かの魅力に引き込まれて、そのことに夢中になっている状態を表します。感動や好奇心、興味に基づく魅力を指すことが多く、日常会話や文章の中でよく使われます。
「captivated」を使った例文をみてみましょう。
- The audience was captivated by her voice.
聴衆は彼女の声に魅了されました。 - He was captivated by the beauty of the sunset.
彼は夕日の美しさに心を奪われました。 - We were captivated by the story.
私たちはその物語に引き込まれました。
「entranced」の意味と使い方
「entranced」は、「うっとりした」「恍惚とした状態になった」という意味の形容詞です。非常に強い感動や美しさ、または神秘的なものに圧倒されて、現実を忘れてしまうような状態を表します。「夢中になって動けなくなる」「目が離せなくなる」といったニュアンスが含まれます。
「entranced」を使った例文をみてみましょう。
- The children were entranced by the magician’s tricks.
子どもたちは手品師のトリックにうっとりしていました。 - She stood entranced by the fireworks.
彼女は花火に見とれて立ち尽くしていました。 - I was entranced by the music.
私はその音楽に恍惚となりました。
「captivated」と「entranced」の違いとは
「captivated」と「entranced」の違いについて見てみましょう。
「captivated」は、魅力や興味によって心を引きつけられることを表します。比較的広い意味で使われ、感動や興味、好意などさまざまな要素によって「魅了された」状態を指します。
一方、「entranced」は、より強い感情や感動に圧倒されて、まるで夢の中にいるような「うっとりとした」「現実を忘れた」状態を意味します。より詩的で感情的な表現になります。
まとめ
今回は「captivated」と「entranced」の意味や使い方の違いについて解説しました。「captivated」は幅広い魅力に引きつけられた状態を表し、「entranced」はその魅力によって深く感動し、うっとりとした状態を表します。どちらも感情的な語ですが、程度やニュアンスに違いがあるため、文脈に応じて使い分けることが大切です。