今回は「block」と「impede」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「block」の意味と使い方
「block」は、「ふさぐ」「遮る」という意味の動詞です。物理的に通路や道などをふさいで通れなくする時によく使われます。また、アイデアや進行を妨げる場合にも使われるカジュアルな表現です。
「block」を使った例文をみてみましょう。
- A fallen tree blocked the road.
倒れた木が道路をふさいでいました。 - He blocked her way out of the room.
彼は彼女の出口をふさぎました。 - Heavy traffic blocked the ambulance.
激しい渋滞が救急車の通行を妨げました。
「impede」の意味と使い方
「impede」は、「妨げる」「遅らせる」という意味の動詞です。進行や発展、動きを妨害するニュアンスがあり、よりフォーマルな文脈で使われることが多いです。物理的なものに限らず、抽象的なプロセスやプロジェクトなどに対しても使われます。
「impede」を使った例文をみてみましょう。
- The bad weather impeded the construction work.
悪天候が建設作業を妨げました。 - Fear can impede progress.
恐怖は進歩を妨げることがあります。 - Lack of resources impeded the project.
資源不足がプロジェクトを遅らせました。
「block」と「impede」の違いとは
「block」と「impede」の違いについてみていきましょう。
「block」は、物理的に「完全に止める」「ふさぐ」というイメージが強い単語です。道をふさいだり、何かの進行を完全に止めたりする際に使われることが多いです。カジュアルな日常会話でもよく登場します。
一方、「impede」は、進行を「遅らせる」「邪魔する」というニュアンスで、完全に止めるわけではない場合も含まれます。よりフォーマルな表現で、ビジネスや学術的な文脈で使われることが多いです。
まとめ
今回は「block」と「impede」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「block」は物理的にふさぐ、止めるイメージのカジュアルな単語で、「impede」は進行や発展を妨げる、よりフォーマルな表現です。状況や場面に応じて、適切に使い分けることが大切です。