今回は「averse」と「repelled」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「averse」の意味と使い方
「averse」は、「〜に反対している」「〜を嫌っている」という意味の形容詞です。主に「be averse to 〜(〜に対して嫌悪感がある)」という形で使われ、感情的または態度的に何かを避けたい、受け入れたくないという気持ちを表します。ややフォーマルな表現です。
「averse」を使った例文をみてみましょう。
- He is averse to taking unnecessary risks.
彼は不必要なリスクを取ることに反対しています。 - She is not averse to trying new foods.
彼女は新しい食べ物を試すことに抵抗はありません。 - Many people are averse to change.
多くの人は変化に抵抗を感じています。
「repelled」の意味と使い方
「repelled」は、「嫌悪感を感じた」「拒絶した」という意味の過去形・過去分詞形で、何かが非常に不快だったり嫌だったりして、それを遠ざけたい、受け付けたくないという強い感情を示します。物理的にも感情的にも「はねつける」「拒否する」ような意味があります。
「repelled」を使った例文をみてみましょう。
- I was repelled by the smell of rotten food.
腐った食べ物のにおいに嫌悪感を抱きました。 - She was repelled by his rude behavior.
彼の無礼な態度に彼女は拒否感を覚えました。 - The tourists were repelled by the unsanitary conditions.
観光客は不衛生な環境に嫌気がさしました。
「averse」と「repelled」の違いとは
「averse」と「repelled」の違いについてみていきましょう。
「averse」は、ある物事に対して否定的な姿勢や嫌悪感を持っており、それを避けたいという「態度」を表します。感情の強さは比較的穏やかで、理性的な判断や意識的な回避を示す場合に使われることが多いです。
一方、「repelled」は、実際に何かに直面したときに「生理的・感情的に受け付けない」と感じたときに使います。嫌悪感がより強く、反応的・感覚的な拒絶を表すのが特徴です。
まとめ
今回は「averse」と「repelled」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「averse」は、ある行動や考えに対する反対・嫌悪の気持ちを穏やかに表すフォーマルな語です。一方、「repelled」は、実際に何かに対して強い不快感や拒否感を抱いたときに使われ、感情的な反応を示す言葉です。文脈や感情の強さに応じて、適切に使い分けることが大切です。