今回は「attentive」と「engrossed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「attentive」の意味と使い方
「attentive」は、「注意深い」「気を配る」という意味の形容詞です。人の話や状況にしっかり耳を傾けたり、気配りをしたりする様子を表します。集中しているだけでなく、相手に対する配慮や関心があるニュアンスも含まれます。
「attentive」を使った例文をみてみましょう。
- The students were attentive during the lecture.
学生たちは講義中、熱心に話を聞いていました。 - She is always attentive to her guests’ needs.
彼女はいつもお客様のニーズに気を配っています。 - An attentive waiter quickly noticed our empty glasses.
気の利くウェイターがすぐに空いたグラスに気づきました。
「engrossed」の意味と使い方
「engrossed」は、「夢中になっている」「没頭している」という意味の形容詞です。ある物事に完全に心を奪われ、他のことが目に入らないほど集中している状態を表します。
「engrossed」を使った例文をみてみましょう。
- He was completely engrossed in the book.
彼はその本にすっかり夢中になっていました。 - She was so engrossed in her work that she didn’t notice the time.
彼女は仕事に没頭していて時間に気づきませんでした。 - The children were engrossed in the movie.
子どもたちは映画に夢中になっていました。
「attentive」と「engrossed」の違いとは
「attentive」と「engrossed」の違いについて見てみましょう。
「attentive」は、誰かの話や行動に対して「注意深く見守る」「気を配る」といった積極的で意識的な姿勢を表します。たとえば授業中の生徒や、サービス業での接客態度などに使われます。
一方、「engrossed」は、何かに「夢中になっている」「没頭している」状態を表し、他のことを忘れて集中してしまうような、より没入的で受動的なニュアンスがあります。
まとめ
今回は「attentive」と「engrossed」の意味や使い方の違いについて解説しました。「attentive」は意識的に注意を払う姿勢を示すのに対し、「engrossed」はある物事に夢中で没頭している状態を表します。どちらも「集中している」という意味を含みますが、ニュアンスの違いを理解して使い分けましょう。