今回は「ashamed」と「abashed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「ashamed」の意味と使い方
「ashamed」は、「恥ずかしい」「恥じている」という意味の形容詞です。自分の行動や過ちに対して、道徳的・感情的に「悪いことをしてしまった」と感じているときに使われます。罪悪感や後悔の気持ちを伴うことが多いです。
「ashamed」を使った例文をみてみましょう。
- He was ashamed of lying to his parents.
彼は両親に嘘をついたことを恥じていました。 - I’m ashamed of what I said yesterday.
私は昨日言ったことを恥ずかしく思っています。 - She felt ashamed after making that mistake.
彼女はそのミスをした後、恥ずかしく感じました。
「abashed」の意味と使い方
「abashed」は、「どぎまぎした」「うろたえた」「恥じた」という意味の形容詞です。誰かに注意されたり、予想外の状況で恥ずかしさや困惑を感じたりしたときに使われます。「ashamed」ほど罪悪感は強くなく、一時的な恥ずかしさや動揺を表します。やや文語的またはフォーマルな印象があります。
「abashed」を使った例文をみてみましょう。
- He looked abashed when he forgot her name.
彼は彼女の名前を忘れてしまって、うろたえた様子でした。 - She gave an abashed smile after tripping on stage.
彼女はステージでつまずいた後、照れ笑いを浮かべました。 - I was abashed by his unexpected question.
彼の予想外の質問に、私はどぎまぎしました。
「ashamed」と「abashed」の違いとは
「ashamed」と「abashed」の違いについてみていきましょう。
「ashamed」は、自分の行動や選択に対して「間違っていた」「悪いことをした」と感じる、深い罪悪感や後悔を伴う恥の感情です。内面的な反省の気持ちが強く含まれます。
一方、「abashed」は、恥ずかしさや困惑を表しますが、道徳的な意味合いは薄く、一時的に気まずい・戸惑うような感情に焦点を当てています。より軽いニュアンスで、外部からの視線や状況によって生じることが多いです。
まとめ
今回は「ashamed」と「abashed」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「ashamed」は、自分の行動に対して後悔や罪悪感を感じるときに使われる深い感情表現です。一方、「abashed」は、一時的な恥ずかしさや困惑を表す比較的軽い表現で、特に予期しない場面での反応として使われます。文脈や感情の深さに応じて、使い分けることが大切です。