今回は「adapt」と「alter」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「adapt」の意味と使い方
「adapt」は、「適応させる」「順応する」「(作り)変える」という意味の動詞です。主に、新しい環境や状況に合わせて自分自身や物事を変える際や、ある目的のために形式を作り変える(脚色するなど)際に使われます。
「adapt」を使った例文をみてみましょう。
- It takes time to adapt to a new culture.
新しい文化に適応するには時間がかかります。 - We must adapt our plan to the current situation.
私たちは現状に合わせて計画を変更しなければなりません。 - The novel was adapted for the screen.
その小説は映画(スクリーン)向けに脚色されました。
「alter」の意味と使い方
「alter」は、「変える」「修正する」という意味の動詞です。物の形状、計画、性質などの「一部」を変更することを指します。完全に別のものにするのではなく、元の状態を保ちつつ、部分的に手を入れるというニュアンスがあります。
「alter」を使った例文をみてみましょう。
- I need to alter my dress for the wedding.
結婚式のためにドレスをお直し(サイズ調整)する必要があります。 - He altered his schedule to attend the meeting.
彼は会議に出席するためにスケジュールを変更しました。 - The medicine may alter your sense of taste.
その薬は味覚を変化させることがあります。
「adapt」と「alter」の違いとは
「adapt」と「alter」の違いについてみていきましょう。
「adapt」は、新しい環境や特定の目的に「適合させる」というプロセスに重点があります。「状況に合わせて自分を調整する」というポジティブな順応や、「原作を別の媒体用に作り直す」といった、目的を持った柔軟な変化に使われます。
一方、「alter」は、状態や形を「部分的に変える」という行為そのものに重点があります。洋服のサイズ直し(alteration)が代表的な例で、何かの性質や外観を修正・変更する際に使われます。「change」よりも少し硬い言葉ですが、根本的な転換ではなく「一部の修正」に近い意味合いで使われることが多いです。
まとめ
今回は「adapt」と「alter」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「adapt」は環境や目的に「合わせる」ための変化、「alter」は形や内容を「部分的に書き換える」ための変化を指します。文脈が「適合・順応」なのか「修正・変更」なのかを考えて適切に使い分けましょう。