今回は「able」と「ably」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「able」の意味と使い方
「able」は、「~することができる」「能力がある」という意味の形容詞です。人が何かをする力や可能性を持っていることを表します。be動詞と一緒に使われるのが一般的です。
「able」を使った例文をみてみましょう。
- She is able to speak three languages.
彼女は3か国語を話すことができます。 - He was not able to attend the meeting.
彼は会議に出席することができませんでした。 - Are you able to help me?
手伝ってもらえますか?
「ably」の意味と使い方
「ably」は、「上手に」「見事に」「有能に」という意味の副詞です。何かを非常にうまく、能力をもって行う様子を表します。「able」という形容詞に「-ly」がついて、副詞になった形です。
「ably」を使った例文をみてみましょう。
- She ably managed the team during a crisis.
危機の間、彼女はチームを見事にまとめました。 - The project was ably led by Mr. Smith.
そのプロジェクトはスミス氏によって有能に指導されました。 - He handled the situation ably and calmly.
彼はその状況を冷静かつ巧みに対処しました。
「able」と「ably」の違いとは
「able」と「ably」の違いについてみていきましょう。
「able」は形容詞で、「能力がある」「できる」という意味で使われ、人や主体の能力を表現します。
一方、「ably」は副詞で、行動の仕方や様子を表し、「上手に」「有能に」といった意味になります。文中では主に動詞を修飾します。
まとめ
今回は「able」と「ably」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「able」は「~できる」という形容詞で、人の能力を表すのに使われます。「ably」は「上手に」「見事に」といった副詞で、行動の質を表現します。それぞれの品詞と使い方を理解して、正しく使い分けましょう。