今回は「alert」と「alerted」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「alert」の意味と使い方
「alert」は、名詞・形容詞・動詞として使える多機能な単語です。形容詞としては「油断のない」「注意深い」という意味があり、名詞としては「警報」「注意喚起」、動詞としては「警告する」「知らせる」といった意味があります。
ここではまず形容詞と名詞の使い方を紹介します。
「alert」を使った例文をみてみましょう。
- The guard was very alert during the night shift.
警備員は夜勤中ずっと油断せずに警戒していました。 - We received a weather alert this morning.
今朝、天気警報を受け取りました。 - Parents should always be alert to their children’s safety.
親は常に子供の安全に注意を払うべきです。
「alerted」の意味と使い方
「alerted」は、「alert」の動詞形の過去形・過去分詞です。「(人に)警告した」「知らせた」という意味になり、誰かに注意を促したり、危険を知らせたりしたことを表します。
「alerted」を使った例文をみてみましょう。
- The police were alerted immediately after the alarm went off.
警報が鳴った直後に警察に通報されました。 - She alerted her coworkers about the suspicious email.
彼女は不審なメールについて同僚たちに警告しました。 - The app alerted users to possible fraud.
そのアプリはユーザーに詐欺の可能性を警告しました。
「alert」と「alerted」の違いとは
「alert」と「alerted」の違いについてみていきましょう。
「alert」は形容詞・名詞・動詞として使える汎用的な単語で、特に形容詞では「警戒している」状態を示します。また名詞として「警報」や「警告」を指す場合もあります。
一方、「alerted」は「alert」の動詞としての使い方における過去形・過去分詞で、「誰かに注意を促した」「警告した」といった行動を表します。何かを伝えた、知らせたという過去の出来事を示す際に使います。
まとめ
今回は「alert」と「alerted」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「alert」は「警戒している」状態や「警告」そのものを表す言葉で、名詞・形容詞・動詞として使われます。一方、「alerted」はその動詞の過去形で、「警告した」「知らせた」といった行動を表す表現です。文の役割に応じて適切に使い分けることが重要です。