今回は「stiff」と「rigid」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「stiff」の意味と使い方
「stiff」は、「硬い」「曲がりにくい」「堅苦しい」といった意味の形容詞です。物理的に動きが悪かったり、感情や態度がぎこちない場合など、さまざまな文脈で使われます。柔らかさがなく、やや不自然な印象を与えるときにも使われます。
「stiff」を使った例文をみてみましょう。
- This shirt feels stiff after washing.
このシャツは洗った後でゴワゴワしています。 - I woke up with a stiff neck.
寝違えて首が痛くなりました。 - He gave a stiff, formal speech.
彼は堅苦しく形式的なスピーチをしました。
「rigid」の意味と使い方
「rigid」は、「硬直した」「厳格な」「柔軟性がない」という意味の形容詞です。物理的に曲がらない物や、規則・考え方が全く融通が利かない様子を表現するのに使います。「stiff」よりもフォーマルで、特に抽象的なルールや考え方に対してよく使われます。
「rigid」を使った例文をみてみましょう。
- The metal rod is rigid and won’t bend.
この金属棒は硬くて曲がりません。 - They follow rigid rules in that company.
その会社では厳格なルールが守られています。 - His thinking is too rigid to accept new ideas.
彼の考え方は硬直していて、新しいアイデアを受け入れられません。
「stiff」と「rigid」の違いとは
「stiff」と「rigid」の違いについてみていきましょう。
「stiff」は、動かしにくかったり、少し不自然な硬さを感じさせる表現です。日常会話でもよく使われ、物理的な硬さだけでなく、態度や表現のぎこちなさにも使えます。
一方、「rigid」は、「融通が利かない」「変化を受け入れない」というニュアンスが強く、フォーマルな文章や技術的な文脈で使われることが多いです。物や考え方が非常に硬く、柔軟性に欠ける状態を表します。
まとめ
今回は「stiff」と「rigid」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「stiff」は日常的な文脈で「動きにくい・ぎこちない」などの意味で使われるのに対し、「rigid」はよりフォーマルに「融通の利かない・非常に硬い」というニュアンスで使われます。両者のニュアンスを理解して、文脈に応じて使い分けましょう。