今回は「rough」と「tough」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「rough」の意味と使い方
「rough」は、「ざらざらした」「荒い」「乱暴な」「大まかな」といった意味を持つ形容詞です。物の表面の状態や状況の厳しさ、または正確さが欠けていることなどを表す際に使われます。
「rough」を使った例文をみてみましょう。
- The road was rough and full of holes.
道路はでこぼこで穴だらけでした。 - He had a rough day at work.
彼は仕事で大変な一日を過ごしました。 - This is just a rough sketch.
これはあくまでラフスケッチです。
「tough」の意味と使い方
「tough」は、「頑丈な」「困難な」「強い」「粘り強い」といった意味を持つ形容詞です。人や物、状況などが厳しくても耐えられる・打たれ強いというニュアンスがあります。精神的・肉体的な強さや、問題の難しさを表現する時に使われます。
「tough」を使った例文をみてみましょう。
- She’s a tough athlete.
彼女はタフなアスリートです。 - This meat is tough to chew.
この肉はかたくて噛みにくいです。 - We went through a tough time last year.
私たちは去年、つらい時期を乗り越えました。
「rough」と「tough」の違いとは
「rough」と「tough」の違いについてみていきましょう。
「rough」は、表面が滑らかでない物、整っていない状態、または経験や状況が大変であることを指します。視覚的・触覚的な荒さや、未完成・乱雑さを表す際にも用いられます。
一方、「tough」は、精神的・肉体的に強いこと、あるいは何かが困難であることを表します。人の強さや、状況の厳しさを伝える際に使われる言葉です。
まとめ
今回は「rough」と「tough」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「rough」は表面や状態が荒いこと、あるいは物事が整っていないことを表し、「tough」は強さや困難さに焦点を当てた表現です。似た響きですが、意味や使う場面が異なるので、文脈に合わせて正しく使い分けましょう。