今回は「common」と「ordinary」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「common」の意味と使い方
「common」は、「一般的な」「よくある」という意味の形容詞です。多くの人が経験したり、目にしたりするような物事を表すときに使います。頻度や広がりを強調するカジュアルで幅広い表現です。
「common」を使った例文をみてみましょう。
- It’s common to see people using smartphones on the train.
電車でスマホを使っている人を見るのは一般的です。 - Cold is a common illness in winter.
風邪は冬によくある病気です。 - It’s common for children to ask many questions.
子どもがたくさん質問するのはよくあることです。
「ordinary」の意味と使い方
「ordinary」は、「普通の」「特別ではない」という意味の形容詞です。特に、特別さや独自性がないことを強調する言葉で、ややフォーマルな印象があります。平均的で平凡なものを表すときに使われます。
「ordinary」を使った例文をみてみましょう。
- He lives an ordinary life in the countryside.
彼は田舎で普通の生活を送っています。 - This is just an ordinary day.
今日はただの普通の日です。 - She wore an ordinary dress to the event.
彼女はそのイベントに普通のドレスを着て行きました。
「common」と「ordinary」の違いとは
「common」と「ordinary」の違いについてみていきましょう。
「common」は、「よくある」「広く見られる」ことを意味し、頻度や普及度に焦点があります。ポジティブにもネガティブにも使える中立的な語です。
一方、「ordinary」は、「特別ではない」「平均的で平凡」といったニュアンスがあり、ユニークさや特別感のなさを示すことが多いです。文脈によっては「面白みがない」といったややネガティブな印象にもなります。
まとめ
今回は「common」と「ordinary」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「common」は「よくある」「広く知られている」という意味で使われ、一方「ordinary」は「普通で特別ではない」という意味で使われます。似ているようで微妙なニュアンスの違いがあるので、文脈に合わせて使い分けることが大切です。