今回は「thick」と「bulky」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「thick」の意味と使い方
「thick」は、「厚い」「太い」「濃い」という意味を持つ形容詞です。物の幅や密度が大きいことを表し、液体や煙などが濃い場合にも使われます。日常会話で広く使われる表現です。
「thick」を使った例文をみてみましょう。
- She wore a thick sweater to keep warm.
彼女は暖かさを保つために厚手のセーターを着ました。 - The walls of this house are very thick.
この家の壁はとても厚いです。 - The fog was so thick that we couldn’t see anything.
霧がとても濃くて、何も見えませんでした。
「bulky」の意味と使い方
「bulky」は、「かさばる」「大きくて扱いにくい」という意味を持つ形容詞です。物理的なサイズが大きく、運ぶのが難しいものを表す際に使われます。衣類や荷物、機械などに対してよく使われます。
「bulky」を使った例文をみてみましょう。
- That sofa is too bulky to fit through the door.
そのソファは大きすぎてドアを通りません。 - She carried a bulky suitcase on her trip.
彼女は旅行でかさばるスーツケースを持っていました。 - This jacket is warm but too bulky to wear comfortably.
このジャケットは暖かいけれど、かさばって着心地が悪いです。
「thick」と「bulky」の違いとは
「thick」と「bulky」の違いについて見ていきましょう。
「thick」は、物の厚みや密度を表し、紙・布・煙・液体など、さまざまなものに使えます。物の幅が広い場合や、内容が濃い場合にも適用される便利な表現です。
一方、「bulky」は、物のサイズが大きく、扱いにくいことを強調する言葉です。特に、かさばって持ち運びが難しいものに対して使われることが多いです。物理的な厚みではなく、全体のボリュームや形状に焦点を当てる点が特徴です。
まとめ
今回は「thick」と「bulky」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「thick」は厚みや密度の高さを表し、「bulky」はサイズが大きくて扱いにくいものを表します。文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。