今回は「sentence」と「clause」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「sentence」の意味と使い方
「sentence」は、文法上の「文」を意味する名詞です。主語と述語がそろい、意味が完結している表現を指します。文章や話の中で一つの完結した意味を伝える単位として使われます。
「sentence」を使った例文をみてみましょう。
- This is a long sentence.
これは長い文です。 - She wrote three sentences in her diary.
彼女は日記に3つの文を書きました。 - The teacher asked us to make a sentence using this word.
先生はこの単語を使って文を作るように言いました。
「clause」の意味と使い方
「clause」は、「節」を意味する名詞で、主語と述語を含む文の一部です。独立して意味が通じる場合もあれば、他の節に従属して意味を補う場合もあります。文法学では「主節(independent clause)」と「従属節(dependent clause)」に分けて考えられます。
「clause」を使った例文をみてみましょう。
- “I like coffee” is an independent clause.
「I like coffee」は独立節です。 - “because it is tasty” is a dependent clause.
「because it is tasty」は従属節です。 - A sentence can have more than one clause.
一つの文には複数の節が含まれることがあります。
「sentence」と「clause」の違いとは
「sentence」と「clause」の違いについてみていきましょう。
「sentence」は、意味が完結している文の単位で、文章として独立して使えます。一方、「clause」は主語と述語を含む文の一部で、単独で意味を持つ場合もあれば、他の節に依存して意味を補う場合もあります。
つまり、すべての文(sentence)は少なくとも1つの節(clause)を含んでいますが、すべての節が独立した文になるわけではありません。
まとめ
今回は「sentence」と「clause」の違いについて解説しました。「sentence」は完結した文を意味し、「clause」は文の中の節を指します。文法的に文章を正確に理解するためには、この違いを押さえておくことが大切です。