今回は「postpone」と「adjourn」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「postpone」の意味と使い方
「postpone」は、「延期する」「先延ばしにする」という意味の動詞です。予定されていたイベントや行動を後の時間や日に変更するときに使います。ビジネスから日常会話まで広く使われる一般的な表現です。
「postpone」を使った例文をみてみましょう。
- The meeting has been postponed until next week.
会議は来週まで延期されました。 - We had to postpone our trip because of the storm.
嵐のために旅行を延期しなければなりませんでした。 - Can we postpone the deadline?
締め切りを延期できますか?
「adjourn」の意味と使い方
「adjourn」は、「(会議・裁判などを)一時中断する」「休会にする」という意味の動詞です。特に公式な集まりや会議、法的手続きなどで、一時的に終了したり後日に続ける場合に使われる、ややフォーマルな表現です。
「adjourn」を使った例文をみてみましょう。
- The court adjourned for lunch.
裁判所は昼食のために休廷しました。 - The meeting was adjourned until Friday.
会議は金曜日まで休会となりました。 - Let’s adjourn the session and continue tomorrow.
セッションを一旦終了し、明日続けましょう。
「postpone」と「adjourn」の違いとは
「postpone」と「adjourn」の違いについてみていきましょう。
「postpone」は、予定された行動全体を後の時点に移すことを指します。たとえば、「試験を1週間後に延期する」など、最初から再設定が前提の動作です。
一方、「adjourn」は、主に会議や公式な集まりを「一時的に中断・終了」することを意味し、すぐにまた再開するか、次回に続けることを前提に使われます。よりフォーマルな文脈で使われるのが特徴です。
まとめ
今回は「postpone」と「adjourn」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「postpone」は広く使える「延期する」という表現で、「adjourn」は会議や裁判などを「一時的に中断・休止する」際に使われるフォーマルな語です。状況に応じて、正しく使い分けるようにしましょう。