今回は「meticulous」と「fastidious」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「meticulous」の意味と使い方
「meticulous」は、「細部にまで気を配る」「非常に注意深い」という意味の形容詞です。仕事や行動などにおいて、完璧さを求めて細かい部分まで丁寧に行う人や様子を表します。ポジティブな意味で使われることが多いです。
「meticulous」を使った例文をみてみましょう。
- She is meticulous about keeping her desk organized.
彼女は机を整理整頓することにとても気を配っています。 - The artist paid meticulous attention to detail.
その芸術家は細部にまで非常に注意を払っていました。 - He prepared the report with meticulous care.
彼はその報告書を細心の注意を払って作成しました。
「fastidious」の意味と使い方
「fastidious」は、「細かいことにうるさい」「気難しい」「潔癖な」という意味の形容詞です。細部にこだわる点では「meticulous」と似ていますが、「批判的」「神経質」といった少しネガティブなニュアンスを含むことがあります。
「fastidious」を使った例文をみてみましょう。
- He is fastidious about his appearance.
彼は自分の見た目にとてもこだわりがあります。 - She’s fastidious when it comes to cleanliness.
彼女は清潔さに関して非常にうるさいです。 - The chef is fastidious about using only fresh ingredients.
そのシェフは新鮮な食材しか使わないほど細かいこだわりを持っています。
「meticulous」と「fastidious」の違いとは
「meticulous」と「fastidious」はどちらも「細部に気を配る」という共通点がありますが、ニュアンスに違いがあります。
「meticulous」は、細やかさや丁寧さに対する肯定的な評価が込められており、プロフェッショナルな態度や高い品質を示すときによく使われます。
一方、「fastidious」は、必要以上に細かいことにこだわる、完璧主義すぎて扱いにくいというややネガティブな意味で使われることがあり、批判的な文脈でも登場します。
まとめ
今回は「meticulous」と「fastidious」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「meticulous」は肯定的な意味での丁寧さや注意深さを表し、「fastidious」は細かすぎるこだわりや神経質な態度を表します。どちらも「細かいことに気を配る」という点では共通していますが、文脈によって適切に使い分けることが重要です。