今回は「shaken」と「shattered」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「shaken」の意味と使い方
「shaken」は、「揺れた」「動揺した」という意味の形容詞です。動詞「shake(揺れる・揺らす)」の過去分詞形であり、物理的に揺れた状態や、精神的にショックを受けた様子を表します。
「shaken」を使った例文をみてみましょう。
- She was visibly shaken after the accident.
彼女は事故の後、目に見えて動揺していました。 - The building was shaken by the earthquake.
その建物は地震で揺れました。 - I felt shaken by the news.
そのニュースにショックを受けました。
「shattered」の意味と使い方
「shattered」は、「粉々になった」「打ちのめされた」という意味の形容詞です。動詞「shatter(粉々に砕く・打ち砕く)」の過去分詞形であり、物が壊れる場合にも、精神的に深く傷ついた状態にも使われます。
「shattered」を使った例文をみてみましょう。
- The window was shattered by the ball.
ボールによって窓ガラスが粉々になりました。 - She was shattered by the loss of her friend.
彼女は友人を亡くして打ちのめされました。 - My dreams were shattered.
私の夢は打ち砕かれました。
「shaken」と「shattered」の違いとは
「shaken」と「shattered」の違いについてみていきましょう。
「shaken」は、軽度から中程度の揺れや動揺を表し、精神的にも「驚いた」や「不安になった」などの比較的軽いショックに使われます。
一方、「shattered」は、物理的に完全に壊れてしまった状態や、精神的に立ち直れないほどの深いダメージを受けたときに使われる、より強い表現です。
まとめ
今回は「shaken」と「shattered」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「shaken」は動揺や軽いショックを表す一方、「shattered」は粉々に壊れるような深いダメージや絶望感を表します。どちらもネガティブな状態を表しますが、その深刻さには明確な差があります。適切な強さの表現を選んで使いましょう。