今回は「protective」と「defensive」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「protective」の意味と使い方
「protective」は、「保護する」「守るための」という意味の形容詞です。物理的・精神的に何かを守るための性質や行動を表します。人や物が危険やダメージから守る役割を持つ時に使われます。
「protective」を使った例文をみてみましょう。
- He always wears protective gear when riding his bike.
彼は自転車に乗るとき、必ず保護装備を着けます。 - She has a very protective attitude toward her children.
彼女は子どもに対してとても保護的な態度を取ります。 - The sunglasses provide protective UV shielding.
そのサングラスは紫外線から守る保護効果があります。
「defensive」の意味と使い方
「defensive」は、「防御的な」「守りの」という意味の形容詞です。攻撃を防ぐ姿勢や戦略、または自分の立場や意見を守ろうとする態度を表します。
「defensive」を使った例文をみてみましょう。
- The army took a defensive position.
軍は防御の態勢を取りました。 - She got defensive when asked about her mistake.
彼女はミスについて聞かれたとき、防御的な態度をとりました。 - Defensive driving can help prevent accidents.
防御運転（安全運転）は事故防止に役立ちます。
「protective」と「defensive」の違いとは
「protective」と「defensive」の違いについてみていきましょう。
「protective」は、何かを危険や害から積極的に「守る」ための態度や装備を指します。相手からの攻撃がなくても、自ら進んで安全を確保するイメージです。
一方、「defensive」は、外部からの攻撃や批判に対して「防御する」「身を守る」という意味が強く、反応的・防衛的な態度を表します。
まとめ
今回は「protective」と「defensive」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「protective」は積極的に守るための態度や装備を指し、「defensive」は攻撃や批判から防御するための態度や行動を示します。似ているようでニュアンスが異なるので、状況に応じて正しく使い分けましょう。