今回は「make」と「fabricate」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「make」の意味と使い方
「make」は、「作る」「〜を作り出す」という意味の基本的な動詞です。食べ物、物、計画、ルールなど、さまざまなものを作るときに使われる、とても汎用性の高い単語です。カジュアルな日常会話からビジネスまで広く使われます。
「make」を使った例文をみてみましょう。
- I made a cake for her birthday.
彼女の誕生日にケーキを作りました。 - He made a good impression on his boss.
彼は上司に良い印象を与えました。 - Let’s make a plan for the weekend.
週末の計画を立てましょう。
「fabricate」の意味と使い方
「fabricate」は、「(機械的に)作る」「組み立てる」という意味がありますが、もう一つの重要な意味として「でっちあげる」「偽造する」という使い方もあります。特に後者の意味では、嘘や事実でない話を「作る」ニュアンスで使われます。フォーマルで技術的、または否定的な文脈で使われることが多い単語です。
「fabricate」を使った例文をみてみましょう。
- The parts were fabricated in a factory.
部品は工場で製造されました。 - He fabricated the story to avoid punishment.
彼は罰を逃れるために話をでっちあげました。 - The evidence was clearly fabricated.
証拠は明らかに偽造されていました。
「make」と「fabricate」の違いとは
「make」と「fabricate」の違いについてみていきましょう。
「make」はもっとも基本的で広い意味を持つ「作る」という動詞で、ポジティブ・ネガティブを問わず幅広い場面で使用されます。一方、「fabricate」は技術的またはネガティブなニュアンスを含む場合が多く、「精巧に組み立てる」または「事実ではないことを意図的に作る」という特別な意味があります。
まとめ
今回は「make」と「fabricate」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「make」はあらゆる「作る」場面で使える汎用的な動詞であるのに対し、「fabricate」は技術的な製造や、意図的な虚偽の作成に使われるフォーマルで特殊な語です。文脈や目的に応じて、正しく使い分けることが重要です。