今回は「ever」と「till」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「ever」の意味と使い方
「ever」は、「これまでに」「いつか」「常に」といった意味を持つ副詞です。疑問文や否定文、比較、強調表現など、さまざまな文脈で使われます。文の内容によってニュアンスが大きく変わる単語です。
「ever」を使った例文をみてみましょう。
- Have you ever been to Paris?
今までにパリに行ったことがありますか? - It was the best movie I’ve ever seen.
今まで見た中で最高の映画でした。 - If you ever need help, let me know.
もし困ったときは、いつでも知らせてください。
「till」の意味と使い方
「till」は、「〜まで(ずっと)」という意味の前置詞または接続詞です。「until」と同じ意味で使われ、口語的でカジュアルな印象があります。ある時点まで継続する動作や状態を表します。
「till」を使った例文をみてみましょう。
- We stayed at the café till midnight.
私たちはカフェに真夜中までいました。 - Wait till I come back.
私が戻るまで待ってください。 - He didn’t sleep till the job was done.
仕事が終わるまで彼は寝ませんでした。
「ever」と「till」の違いとは
「ever」と「till」の違いについてみていきましょう。
「ever」は「時間の中の“いつか”」という広い意味で使われ、疑問文や否定文、強調でよく用いられます。時間的な経験や可能性、頻度に関係します。
一方、「till」は「〜までずっと」という、特定の時間の継続を意味します。「until」と同じ意味で、何かが起こる直前の時点までの継続的な行動や状態を表すのが特徴です。
まとめ
今回は「ever」と「till」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「ever」は「いつか」「今までに」などの意味を持ち、疑問や強調に使われる副詞である一方、「till」は「〜までずっと」といった時間の継続を表す前置詞または接続詞です。使う文の構造と意味に応じて、正しく使い分けましょう。