今回は「yield」と「surrender」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「yield」の意味と使い方
「yield」は、「譲る」「屈する」「産出する」などの意味を持つ動詞です。状況によって異なる意味で使われますが、特に「他者に道を譲る」「圧力に負ける」「何かを生み出す」といったニュアンスを持ちます。
「yield」を使った例文をみてみましょう。
- He refused to yield to pressure.
彼は圧力に屈することを拒みました。 - Drivers must yield to pedestrians at crosswalks.
運転手は横断歩道で歩行者に道を譲らなければなりません。 - The farm yields a good harvest every year.
その農場は毎年豊作をもたらします。
「surrender」の意味と使い方
「surrender」は、「降伏する」「放棄する」という意味の動詞です。特に、戦争や対立の場面で、相手に対して完全に降参する意味で使われます。また、何かをあきらめて手放すことを表す場合にも使われます。
「surrender」を使った例文をみてみましょう。
- The army was forced to surrender.
その軍隊は降伏を余儀なくされました。 - He surrendered his passport at the immigration office.
彼は入国管理局でパスポートを提出しました。 - After a long fight, she finally surrendered to her emotions.
長い間抵抗したが、彼女はついに感情に屈しました。
「yield」と「surrender」の違いとは
「yield」と「surrender」の違いについてみていきましょう。
「yield」は、相手に譲る・妥協するという意味を持ち、必ずしも完全な降伏ではありません。例えば、議論で譲歩する場合や、交通ルールで歩行者に道を譲る場合などに使われます。また、何かを「生み出す・産出する」という意味でも使われます。
一方、「surrender」は、完全に降伏することを意味し、戦争や対立の場面でよく使われます。相手に対して全面的に負けを認める、または所有していたものを手放すニュアンスを持ちます。
まとめ
今回は「yield」と「surrender」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「yield」は「譲る」「屈する」という意味があり、相手に譲歩したり、何かを産出したりする際に使われます。一方、「surrender」は「完全に降伏する」「手放す」という意味があり、戦争や対立の場面で使われることが多いです。文脈に応じて適切に使い分けましょう。