今回は「who」と「whom」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「who」の意味と使い方
「who」は、「誰」という意味の代名詞です。主語として使用され、行為を行う人や対象を指します。日常会話やカジュアルな英語でよく使われます。
「who」を使った例文をみてみましょう。
- Who is coming to the party?
誰がパーティーに来ますか? - Who called me last night?
昨夜誰が私に電話をしましたか? - Do you know who wrote this book?
この本を書いた人を知っていますか?
「whom」の意味と使い方
「whom」は、「誰を」「誰に」という意味の代名詞です。目的語として使用され、動作の対象となる人を指します。フォーマルな場面で使われることが多いですが、日常会話では「who」で代用されることが一般的です。
「whom」を使った例文をみてみましょう。
- To whom should I address the letter?
手紙は誰に宛てればよいですか? - Whom did you invite to the meeting?
会議に誰を招待しましたか? - The person whom you saw yesterday is my friend.
昨日あなたが見た人は私の友達です。
「who」と「whom」の違いとは
「who」と「whom」の違いについてみていきましょう。
1. 文法的な役割の違い
– 「who」は主語として使われ、行為をする人を指します。
– 「whom」は目的語として使われ、行為を受ける人を指します。
2. 使い分けのポイント
– 「who」: 誰が(行動する)
例: Who is responsible for this task?
– 「whom」: 誰を(対象とする)
例: Whom should I contact for more information?
3. 日常英語では「who」が一般的
フォーマルな文章や文法を重視する場合は「whom」を使用しますが、日常会話では「who」で代用されることがほとんどです。
まとめ
今回は「who」と「whom」の意味や使い方の違いについて解説しました。「who」は主語として、行為を行う人を指し、「whom」は目的語として行為を受ける人を指します。文法的に正確な表現をしたい場合は「whom」を使うとよいですが、カジュアルな場面では「who」で十分通じます。文脈に応じて使い分けましょう。