今回は「weary」と「fatigued」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「weary」の意味と使い方
「weary」は、「疲れた」「飽きた」という意味の形容詞です。長時間の労働や繰り返しによって、心身ともに疲れている状態を表します。やや文学的または感情的なニュアンスがあります。
「weary」を使った例文をみてみましょう。
- She felt weary after the long journey.
長旅のあと、彼女は疲れていました。 - He grew weary of the constant arguments.
彼は絶え間ない言い争いにうんざりしていました。 - The weary workers finally took a break.
疲れた労働者たちはついに休憩を取りました。
「fatigued」の意味と使い方
「fatigued」は、「非常に疲れた」「消耗した」という意味の形容詞です。「fatigue（疲労）」の過去分詞形で、特に医学的・技術的な文脈やフォーマルな文章で使われることが多いです。
「fatigued」を使った例文をみてみましょう。
- The soldiers were physically and mentally fatigued.
兵士たちは身体的にも精神的にも疲労していました。 - She became fatigued from working overtime every day.
彼女は毎日の残業で疲れ切っていました。 - The athlete was too fatigued to continue the race.
その選手は疲労が激しく、レースを続けられませんでした。
「weary」と「fatigued」の違いとは
「weary」と「fatigued」はどちらも「疲れた」という意味を持ちますが、ニュアンスや使われる場面に違いがあります。
「weary」は、単なる肉体的疲労にとどまらず、精神的な疲れや飽き、うんざりした気持ちも含みます。日常的にも文学的にも使える、感情のこもった表現です。
一方、「fatigued」は、よりフォーマルで医学的・専門的な語彙です。体力の限界や極度の疲労状態を正確に伝えたいときに使われます。
まとめ
今回は「weary」と「fatigued」の意味や使い方の違いについて解説しました。「weary」は感情を伴う疲れや飽きに対して使われることが多く、「fatigued」はより形式的で深い疲労を表現する語です。場面や文体に応じて使い分けましょう。