今回は「waterway」と「watercourse」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「waterway」の意味と使い方
「waterway」は、「水路」「航路」「運河」など、水上交通に利用される水の通り道を表す名詞です。自然のものだけでなく、人為的に作られた運河や航路にも使われます。特に、船やボートが通行できる水路というニュアンスが強い言葉です。
「waterway」を使った例文をみてみましょう。
- This city has many waterways for transportation.
この都市には交通のための多くの水路があります。 - The canal is an important waterway for trade.
その運河は貿易にとって重要な水路です。 - They traveled along the waterway by boat.
彼らはボートでその水路に沿って移動しました。
「watercourse」の意味と使い方
「watercourse」は、「流水の通り道」「川筋」「水流」という意味の名詞で、自然に流れている川・小川・水の流れそのものを指します。人工の水路にも使われますが、比較的自然な水の流れを指すことが多く、法律や環境関連の文脈でよく使われる少しかたい表現です。
「watercourse」を使った例文をみてみましょう。
- The farm is near a natural watercourse.
その農場は自然の水流の近くにあります。 - The watercourse was redirected for irrigation.
その水路は灌漑のために付け替えられました。 - The map shows all major watercourses in the region.
その地図には地域の主要な水流がすべて示されています。
「waterway」と「watercourse」の違いとは
「waterway」と「watercourse」の違いについてみていきましょう。
「waterway」は、船が通る航路や水上交通に使われる水路を指し、実用性・交通性のニュアンスがあります。「運河」「航路」のイメージが強い言葉です。
一方、「watercourse」は、水が自然に流れる道筋や水の流れそのものを指し、自然環境や地形を説明する場面で使われます。法律・環境・地理に関する文章でよく見られるやや専門的な語です。
まとめ
今回は「waterway」と「watercourse」の意味や使い方の違いについて解説しました。「waterway」は船が通る水路、「watercourse」は水が流れる自然・人工の流路を表す言葉です。文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。