今回は「vibration」と「tremor」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「vibration」の意味と使い方
「vibration」は、「振動」「揺れ」という意味の名詞です。物体が繰り返し小刻みに揺れる動きや、音や機械の動作に伴う振動などを指します。科学的・技術的な文脈でもよく使われる語です。
「vibration」を使った例文をみてみましょう。
- The phone was on silent mode, so I only felt the vibration.
携帯がマナーモードだったので、振動だけを感じました。 - This machine produces strong vibrations.
この機械は強い振動を生み出します。 - We measured the vibration of the engine.
エンジンの振動を測定しました。
「tremor」の意味と使い方
「tremor」は、「揺れ」「震え」「微震」という意味の名詞です。主に地震のような自然現象、または恐怖や病気などによる身体の震えに使われます。「小さな地震(微震)」という意味で地質学的にもよく使われます。
「tremor」を使った例文をみてみましょう。
- The tremor was felt across the city.
その微震は街中で感じられました。 - He spoke with a slight tremor in his voice.
彼の声にはかすかな震えがありました。 - There was a small tremor before the main earthquake.
本震の前に小さな揺れがありました。
「vibration」と「tremor」の違いとは
「vibration」と「tremor」の違いについてみていきましょう。
「vibration」は、機械や音、電気信号などによって生じる継続的または周期的な振動を意味し、やや技術的・機械的な印象があります。
一方、「tremor」は、自然災害(地震)や身体の震えといった、より自然的・感情的な揺れに使われることが多い言葉です。また、「vibration」はコントロールされた動き、「tremor」は制御できない揺れという違いもあります。
まとめ
今回は「vibration」と「tremor」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「vibration」は機械やデバイスの振動など日常的・技術的な文脈で使われ、「tremor」は自然現象や感情・身体の震えを表す際に使われます。意味は似ていますが、使われる場面に応じて使い分けることが大切です。