今回は「vain」と「vein」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「vain」の意味と使い方
「vain」は、「うぬぼれた」「無駄な」「無益な」という意味の形容詞です。自分の外見や能力に過度に自信を持つことや、努力が結果に結びつかない様子を表します。
「vain」を使った例文をみてみましょう。
- He is so vain about his looks.
彼は自分の容姿にとてもうぬぼれています。 - All their efforts were in vain.
彼らの全ての努力は無駄に終わりました。 - She made a vain attempt to solve the problem.
彼女は問題を解決しようと無駄な試みをしました。
「vein」の意味と使い方
「vein」は、「静脈」や「鉱脈」という意味の名詞です。人体の血液を運ぶ血管や、鉱物が集まる地層の部分を指します。
「vein」を使った例文をみてみましょう。
- The nurse found a vein to insert the needle.
看護師は注射針を入れるための静脈を見つけました。 - This mine has a rich vein of gold.
この鉱山には豊かな金の鉱脈があります。 - His vein of humor made everyone laugh.
彼のユーモアのセンスはみんなを笑わせました。（※ここでは比喩的な使い方です）
「vain」と「vein」の違いとは
「vain」と「vein」は発音が似ていますが、意味は全く異なります。
「vain」は形容詞で、人の性格や行動の無駄さや自己中心的な様子を表します。一方、「vein」は名詞で、人体の血管や鉱物の鉱脈など物理的なものを指します。
意味も使い方も違うので、文脈に注意して使い分けましょう。
まとめ
今回は「vain」と「vein」の意味や使い方の違いを解説しました。「vain」は「うぬぼれた」「無駄な」を表す形容詞で、「vein」は「静脈」「鉱脈」を指す名詞です。似た発音ですが全く異なる意味なので、使い分けに注意しましょう。