今回は「upset」と「devastated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「upset」の意味と使い方
「upset」は、「動揺する」「取り乱す」という意味の形容詞・動詞です。主に軽いショックや不快感、不満、怒り、悲しみなど、ネガティブな感情を抱いたときに使われる表現で、日常会話でも頻繁に登場します。
「upset」を使った例文をみてみましょう。
- She was upset about the news.
彼女はその知らせに動揺していました。 - I’m really upset that I missed your call.
君からの電話に出られなくて本当に残念だよ。 - Don’t get upset — it’s not a big deal.
そんなに気を落とさないで。大したことじゃないよ。
「devastated」の意味と使い方
「devastated」は、「ひどく落ち込んだ」「打ちのめされた」という意味の形容詞です。非常に強いショックや深い悲しみを表し、精神的に大きなダメージを受けた状態を指します。より深刻で感情的な状況に使われるフォーマルな表現です。
「devastated」を使った例文をみてみましょう。
- He was devastated by the loss of his pet.
彼はペットを失って打ちのめされました。 - We were devastated to hear the news.
私たちはその知らせを聞いてひどく落ち込みました。 - She looked devastated after the breakup.
彼女は別れの後、ひどく落ち込んでいる様子でした。
「upset」と「devastated」の違いとは
「upset」と「devastated」の違いについてみていきましょう。
「upset」は、日常的なストレスやトラブル、予想外の出来事に対する「動揺」や「不快感」を示す比較的軽い表現です。ちょっとしたことで使える便利な単語です。
一方、「devastated」は、非常に深刻で強い悲しみや絶望を意味し、人生における大きな損失やショックを表す場面で使われます。感情の度合いとしては、「devastated」のほうがはるかに強いです。
まとめ
今回は「upset」と「devastated」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「upset」は比較的軽い動揺や不快感を表す日常的な言葉であるのに対し、「devastated」は深い悲しみや打撃を受けたときに使う、感情の強さが際立つ表現です。気持ちの強さに応じて、適切に使い分けましょう。