今回は「university」と「college」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「university」の意味と使い方
「university」は、「大学」という意味の名詞で、学士課程(undergraduate)だけでなく、大学院課程(graduate/postgraduate)までを含む高等教育機関を指します。特に研究活動や専門的な教育機能を持つ機関に対して使われます。
「university」を使った例文をみてみましょう。
- She studied medicine at a university.
彼女は大学で医学を学びました。 - Oxford University is famous around the world.
オックスフォード大学は世界的に有名です。 - He wants to go to university next year.
彼は来年大学に進学したいと思っています。
「college」の意味と使い方
「college」も「大学」や「短大」という意味で使われる名詞です。ただし、意味や使われ方は国によって異なります。アメリカ英語では、一般的に4年制大学(universityに相当)を「college」と呼ぶことが多いです。一方、イギリス英語では、大学の中の学部や専門学校、あるいは大学に入る前の教育機関を指すこともあります。
「college」を使った例文をみてみましょう。
- He is going to college in New York.
彼はニューヨークの大学に通っています。 - I studied art at college.
私は大学で美術を学びました。 - She teaches at a community college.
彼女はコミュニティ・カレッジで教えています。
「university」と「college」の違いとは
「university」と「college」の違いは、主に地域と教育制度による使い分けにあります。
アメリカでは、「college」という言葉が大学全般(4年制大学)を指すカジュアルな表現として広く使われています。一方で「university」は、大学院課程や研究機関を持つより大きな教育機関を示す場合に使われます。
イギリスやその他の国では、「university」が正式な大学を指し、「college」はその下位機関や職業訓練校、大学の学部などを意味することが多いです。
まとめ
今回は「university」と「college」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。アメリカ英語では「college」が大学を指すことが多く、イギリス英語では「university」が正式な高等教育機関を指します。文脈や地域に応じて、どちらの表現を使うべきか意識することが大切です。