今回は「undertake」と「embark」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「undertake」の意味と使い方
「undertake」は、「(仕事や責任などを)引き受ける」「取りかかる」という意味の動詞です。特に、困難で重要な仕事や任務に対して使われるフォーマルな表現です。
「undertake」を使った例文をみてみましょう。
- She undertook the project with great enthusiasm.
彼女はそのプロジェクトを熱意を持って引き受けました。 - The company will undertake a full investigation.
その会社は全面的な調査を行います。 - They undertook to complete the work by Friday.
彼らは金曜日までに作業を完了することを約束しました。
「embark」の意味と使い方
「embark」は、本来「(船や飛行機などに)乗り込む」という意味ですが、比喩的に「新しいことを始める」「着手する」という意味でも使われます。特に冒険的・挑戦的な計画や旅などに対して使われることが多く、やや文語的な印象があります。
「embark」を使った例文をみてみましょう。
- They embarked on a journey around the world.
彼らは世界一周の旅に出発しました。 - She is about to embark on a new career.
彼女は新しいキャリアを始めようとしています。 - The company has embarked on a major expansion plan.
その会社は大規模な拡張計画に乗り出しました。
「undertake」と「embark」の違いとは
「undertake」と「embark」はどちらも「始める」「着手する」という意味を持ちますが、ニュアンスと使われる文脈に違いがあります。
「undertake」は、責任を持って仕事や任務などを引き受ける際に使われ、フォーマルでビジネスや公式な文脈でよく使われます。
一方、「embark」は、新しい旅やプロジェクト、挑戦的な冒険を始めるときに使われ、より感情的で詩的なニュアンスがあります。物理的な「乗船」から比喩的な「出発」にまで使える表現です。
まとめ
今回は「undertake」と「embark」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「undertake」は責任ある仕事や任務に取りかかる際に使われ、「embark」は新しい冒険や計画に乗り出すニュアンスを持ちます。どちらもフォーマルな語ですが、文脈やトーンに応じて使い分けることが重要です。