今回は「unclear」と「ambiguous」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「unclear」の意味と使い方
「unclear」は、「はっきりしない」「不明瞭な」という意味の形容詞です。情報や意見、状況などが明確でない場合に使われます。理由がわからなかったり、説明が足りなかったりすることで、理解しにくいと感じるときによく使われます。
「unclear」を使った例文をみてみましょう。
- The instructions were unclear.
説明書がわかりにくかったです。 - It’s unclear what he meant.
彼が何を意味したのかはっきりしません。 - The cause of the problem is still unclear.
問題の原因はまだはっきりしていません。
「ambiguous」の意味と使い方
「ambiguous」は、「曖昧な」「どちらとも取れる」という意味の形容詞です。特に、言葉や表現が複数の意味に解釈できる場合によく使われます。意図的に曖昧にされている場合も多く、聞き手や読み手によって意味が変わるようなニュアンスを含みます。
「ambiguous」を使った例文をみてみましょう。
- Her answer was ambiguous.
彼女の答えは曖昧でした。 - The wording in the contract is ambiguous.
契約書の文言が曖昧です。 - This sentence can be interpreted in an ambiguous way.
この文は曖昧に解釈される可能性があります。
「unclear」と「ambiguous」の違いとは
「unclear」と「ambiguous」の違いについてみていきましょう。
「unclear」は、情報や説明が不足しているために理解しづらい、という意味合いがあります。話のポイントや意味が単に「わかりにくい」状態を指すときに使います。
一方、「ambiguous」は、1つの言葉や文章に複数の意味が含まれていて、どれが正しいのか判断できないような曖昧さを指します。わざと曖昧にしているようなニュアンスを含む場合もあります。
まとめ
今回は「unclear」と「ambiguous」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「unclear」は情報が不足していて「はっきりしない」状態、「ambiguous」は複数の意味があって「曖昧」な状態を表します。どちらも理解しづらいという点では共通していますが、違いを意識して使い分けることが大切です。