今回は「timid」と「cowering」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「timid」の意味と使い方
「timid」は、「臆病な」「内気な」という意味の形容詞です。性格や態度が自信に欠け、怖がりな様子を表します。人の性質や行動の傾向に使われることが多いです。
「timid」を使った例文をみてみましょう。
- He is too timid to speak in front of the class.
彼は臆病すぎてクラスの前で話すことができません。 - She gave a timid smile.
彼女はおずおずと微笑みました。 - The dog was timid around strangers.
その犬は見知らぬ人に対して臆病でした。
「cowering」の意味と使い方
「cowering」は、「(恐怖で)すくむ」「縮こまる」という意味の動詞 cower の現在分詞形です。主に、恐怖や威圧によって身体を小さくしている様子を描写する時に使われます。身体的な動きや反応を強調した表現です。
「cowering」を使った例文をみてみましょう。
- The child was cowering in the corner.
その子どもは隅で怯えて縮こまっていました。 - The dog was cowering under the table during the storm.
嵐の間、犬はテーブルの下で怯えていました。 - She stood firm while he was cowering in fear.
彼が恐怖で縮こまっている間、彼女は毅然と立っていました。
「timid」と「cowering」の違いとは
「timid」と「cowering」はどちらも「怖がっている」ことを表しますが、表現の対象やニュアンスに違いがあります。
「timid」は、内面的な性格や態度を表し、「怖がり」「引っ込み思案」といった傾向を示します。比較的穏やかな表現です。
一方、「cowering」は、具体的な行動や動作を描写し、恐怖により体が縮こまるような極度の怯え方を意味します。より視覚的で劇的な描写です。
まとめ
今回は「timid」と「cowering」の意味や使い方の違いについて解説しました。「timid」は性格や態度の臆病さを表す形容詞であり、「cowering」は恐怖によって身を縮めている動作を表す言葉です。場面や描写したいニュアンスに応じて、使い分けることが大切です。