今回は「surround」と「envelop」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「surround」の意味と使い方
「surround」は、「囲む」「取り囲む」という意味の動詞です。物や人がある対象をぐるりと囲んでいる状態を表します。物理的なものにも抽象的なものにも使うことができます。
「surround」を使った例文をみてみましょう。
- The police surrounded the building.
警察はその建物を取り囲みました。 - The house is surrounded by trees.
その家は木々に囲まれています。 - She was surrounded by friends at the party.
彼女はパーティーで友人たちに囲まれていました。
「envelop」の意味と使い方
「envelop」は、「包む」「覆い隠す」という意味の動詞です。物や感情、空気などが何かを完全に包み込み、外から見えなくしたり、全体を覆うようなイメージで使われます。文語的でフォーマルな表現です。
「envelop」を使った例文をみてみましょう。
- The fog enveloped the town.
霧が町を包み込みました。 - She was enveloped in sadness.
彼女は悲しみに包まれていました。 - Darkness enveloped the forest.
闇が森を包みました。
「surround」と「envelop」の違いとは
「surround」と「envelop」の違いについてみていきましょう。
「surround」は、物理的・人間的に「ぐるりと取り囲む」状態を表し、周囲を囲んでいるが、必ずしも中身を覆い隠すわけではありません。
一方、「envelop」は、何かが全体を覆い隠すように「包む」「包み込む」状態を表し、視覚的にも感覚的にも包み込むようなニュアンスがあります。より詩的・文語的な場面でよく使われます。
まとめ
今回は「surround」と「envelop」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「surround」は取り囲むイメージ、「envelop」は包み込んで覆うイメージです。似ているようで使われる場面やニュアンスが異なるため、状況に応じて使い分けましょう。