今回は「steam」と「vapor」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「steam」の意味と使い方
「steam」は、「蒸気」「湯気」という意味の名詞で、特に水が沸騰したときに発生する白い気体（湯気）を指します。また、動詞として「蒸す」「蒸気を当てる」という意味もあります。料理や機械に関連して使われることが多く、日常的な表現です。
「steam」を使った例文をみてみましょう。
- The bathroom mirror was covered in steam.
バスルームの鏡が湯気で曇っていました。 - I steamed the vegetables for dinner.
夕食に野菜を蒸しました。 - Steam rose from the cup of coffee.
コーヒーカップから湯気が立ち上っていました。
「vapor」の意味と使い方
「vapor」は、「気体」「蒸気」という意味の名詞で、液体が気体に変化した状態を指します。「steam」と似ていますが、より科学的・技術的な文脈で使われることが多く、水以外の液体やガスの気体状態にも使われます。
「vapor」を使った例文をみてみましょう。
- Water vapor is invisible.
水蒸気は目に見えません。 - The lab collected data on chemical vapors.
その研究所は化学蒸気に関するデータを集めました。 - Vapors from the fuel tank can be dangerous.
燃料タンクからの蒸気は危険な場合があります。
「steam」と「vapor」の違いとは
「steam」と「vapor」の違いについてみていきましょう。
「steam」は、特に沸騰した水から発生する湯気を指し、日常生活でよく使われます。見える白い湯気をイメージしやすく、料理や入浴などの場面で多く登場します。
一方、「vapor」は、液体や固体が気化した状態全般を指し、見えない場合も多く、科学的または技術的な文脈で使われることが多いです。水以外にもアルコール、ガソリンなど様々な物質の蒸気に使われます。
まとめ
今回は「steam」と「vapor」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「steam」は主に水の湯気で、日常的かつ視覚的に認識される場面で使われ、「vapor」はより広範囲で科学的な気体の状態を指します。文脈に応じて適切に使い分けることが重要です。