今回は「spent」と「worn」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「spent」の意味と使い方
「spent」は、「spend(使う、過ごす)」の過去形・過去分詞形です。「時間」や「お金」などを使い果たした状態、または疲れ果てた様子を表すこともあります。
「spent」を使った例文をみてみましょう。
- I spent all my money on books.
私はすべてのお金を本に使ってしまいました。 - She spent the weekend studying.
彼女は週末を勉強して過ごしました。 - After the long hike, he was completely spent.
長いハイキングの後、彼は完全に疲れ果てていました。
「worn」の意味と使い方
「worn」は、「wear(身に着ける、すり減らす)」の過去分詞形です。服や靴などを「着た状態」、または「使い古された」「すり減った」といった意味で使われます。また、疲れ切った様子にも使われます。
「worn」を使った例文をみてみましょう。
- She has worn that dress many times.
彼女はそのドレスを何度も着ています。 - These shoes are worn and need to be replaced.
この靴はすり減っていて、取り替える必要があります。 - He looked tired and worn after the meeting.
会議の後、彼は疲れてくたびれた様子でした。
「spent」と「worn」の違いとは
「spent」と「worn」は、どちらも「疲れた」や「使い古された」という意味で使われることがありますが、ニュアンスや使い方に違いがあります。
「spent」は、エネルギーや資源などを「使い果たした」状態を強調し、「疲労困憊」や「使い尽くされた」ことを示します。
一方、「worn」は、「繰り返し使われた結果、摩耗した」「古びた」「疲れた」といった状態を表し、物理的にも感情的にも「消耗した」ことを表す場合があります。
まとめ
今回は「spent」と「worn」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「spent」は何かを完全に使い切ったり、疲れ切った状態を表すのに使い、「worn」は繰り返しの使用による摩耗や、外見・感情の疲れを表します。文脈に応じて、適切に使い分けましょう。