今回は「spellbound」と「enthralled」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「spellbound」の意味と使い方
「spellbound」は、「(魔法にかけられたように)心を奪われて」「夢中になって」という意味の形容詞です。特に、物語や演技、美しい景色などに強く引き込まれて動けなくなるような状態を表します。
「spellbound」を使った例文をみてみましょう。
- The audience sat spellbound during the performance.
観客はその演技に夢中になって座っていました。 - She was spellbound by the beauty of the stars.
彼女は星の美しさに心を奪われました。 - The children listened to the story, completely spellbound.
子どもたちは物語にすっかり夢中になって聞いていました。
「enthralled」の意味と使い方
「enthralled」も、「魅了された」「夢中になった」という意味の形容詞です。誰かや何かに強く心を引きつけられて、他のことが見えなくなるような状態を指します。「spellbound」よりやや文学的で、感情的なつながりが強い印象を与えます。
「enthralled」を使った例文をみてみましょう。
- He was enthralled by her voice.
彼は彼女の声に魅了されました。 - The book kept me enthralled until the last page.
その本は最後のページまで私を夢中にさせました。 - They were completely enthralled by the magician’s tricks.
彼らはマジシャンの手品に完全に夢中になっていました。
「spellbound」と「enthralled」の違いとは
「spellbound」と「enthralled」は非常によく似た意味を持ち、どちらも「強く惹きつけられる」「夢中になる」状態を表します。
違いとしては、「spellbound」は特に「魔法にかけられたような」驚きや感動を伴う状況に使われることが多く、視覚や聴覚的なものに強く反応する場面に合います。
一方、「enthralled」は、人の心や感情に深く響いて惹きつけるような状況で使われやすく、感情的な結びつきを表現する場合に適しています。
まとめ
今回は「spellbound」と「enthralled」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「spellbound」は視覚的・聴覚的な驚きに夢中になるニュアンスがあり、「enthralled」は感情的な魅力によって強く惹きつけられる場面に適しています。どちらも感動や魅力を伝える際に便利な表現なので、文脈に応じて使い分けましょう。