今回は「sergeant」と「policeperson」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「sergeant」の意味と使い方
「sergeant」は、「巡査部長」や「軍曹」と訳されることが多い名詞で、警察や軍隊における階級を表します。警察では、「警部補」より下で「巡査」より上の地位にあり、部下の指導や現場の監督を担う役職です。軍隊では「non-commissioned officer(下士官)」としての階級にあたります。
「sergeant」を使った例文をみてみましょう。
- The sergeant gave orders to the junior officers.
その巡査部長は下の警官たちに指示を出しました。 - Sergeant Miller is in charge of this case.
ミラー巡査部長がこの事件を担当しています。 - He served as a sergeant in the army for 5 years.
彼は5年間、軍隊で軍曹を務めていました。
「policeperson」の意味と使い方
「policeperson」は、「警察官」という意味の中立的な表現です。「policeman(男性の警察官)」「policewoman(女性の警察官)」の性別を明示する語に代わる、ジェンダーニュートラルな言い方として使われます。ただし、日常英語では「police officer」が最も一般的です。
「policeperson」を使った例文をみてみましょう。
- A policeperson stopped the traffic to let the ambulance through.
救急車を通すために警察官が交通を止めました。 - The policeperson helped the lost child find their parents.
警察官が迷子の子どもを親のもとへ連れて行きました。 - She wants to become a policeperson to protect her community.
彼女は地域を守るために警察官になりたいと思っています。
「sergeant」と「policeperson」の違いとは
「sergeant」と「policeperson」の違いについてみていきましょう。
「sergeant」は警察の階級を示す役職名で、指導や管理の役割を持つ警察官のことを指します。単なる職業名ではなく、ある程度の地位と責任を持ったポジションです。
一方、「policeperson」は一般的な「警察官」という意味で、役職や階級には関係ありません。性別を問わない中立的な表現で、より包括的な言い方です(ただし実際の会話では「police officer」がよく使われます)。
まとめ
今回は「sergeant」と「policeperson」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「sergeant」は警察や軍隊の中で特定の階級を指すフォーマルな職位であり、「policeperson」は性別に配慮した一般的な警察官の呼称です。文脈や話す相手に応じて、適切な単語を使い分けましょう。