今回は「row」と「raw」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「row」の意味と使い方
「row」は、主に「列」「並び」という意味の名詞です。物が横一列に並んでいる状態や、座席・建物などの配列を表すときに使われます。また、動詞として「ボートをこぐ」という意味もあります。
「row」を使った例文をみてみましょう。
- We sat in the front row at the concert.
コンサートでは最前列に座りました。 - There are five rows of chairs.
椅子が5列並んでいます。 - They rowed across the lake.
彼らは湖をボートでこいで渡りました。
「raw」の意味と使い方
「raw」は、「生の」「未加工の」という意味の形容詞です。食べ物や素材が調理・加工されていない状態を表します。また、比喩的に「未熟な」「粗削りな」といった意味でも使われます。
「raw」を使った例文をみてみましょう。
- Don’t eat raw meat.
生肉は食べないでください。 - Sushi is made with raw fish.
寿司は生の魚で作られます。 - The actor gave a raw and emotional performance.
その俳優は感情むき出しの演技を見せました。
「row」と「raw」の違いとは
「row」と「raw」は、発音が似ていて混同しやすいですが、意味も使い方も大きく異なります。
「row」は名詞で「列」や「並び」、動詞で「ボートをこぐ」という意味があり、配置や動作に関連します。
一方、「raw」は形容詞で「生の」「未加工の」といった状態を表し、主に食べ物や感情、経験の「加工されていない様子」を表現します。
まとめ
今回は「row」と「raw」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「row」は「列」や「こぐ」という意味で配置や行動に関係し、「raw」は「生の」「未処理の」という意味で物の状態や感情に関係します。発音が似ているので注意しながら、文脈に合った単語を正しく使いましょう。