今回は「rough」と「roughen」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「rough」の意味と使い方
「rough」は、「ざらざらした」「荒い」「乱暴な」など、さまざまな意味を持つ形容詞です。表面の質感、行動の激しさ、状況の厳しさなどを表現する際に使われます。
「rough」を使った例文をみてみましょう。
- This table has a rough surface.
このテーブルは表面がざらざらしています。 - He had a rough day at work.
彼は仕事で大変な一日を過ごしました。 - The sea was rough during the storm.
嵐の間、海は荒れていました。
「roughen」の意味と使い方
「roughen」は、「ざらざらにする」「荒くする」という意味の動詞です。形容詞「rough」に「-en」をつけて動詞化したもので、「何かを粗くする」「荒らす」といった変化を加える動作を表します。
「roughen」を使った例文をみてみましょう。
- Sandpaper is used to roughen the surface before painting.
塗装前に表面を荒らすためにサンドペーパーが使われます。 - The strong wind roughened the surface of the lake.
強風が湖面を荒らしました。 - She used a file to roughen the metal.
彼女は金属をやすりでざらざらにしました。
「rough」と「roughen」の違いとは
「rough」は形容詞で、「粗い」「乱暴な」「困難な」などの状態や性質を表す言葉です。一方、「roughen」は動詞で、「粗くする」「荒らす」といった動作や変化を示します。
たとえば、「rough surface(ざらざらした表面)」は状態を表すのに対し、「roughen the surface(表面をざらざらにする)」はその状態に変える行動を指します。
まとめ
今回は「rough」と「roughen」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「rough」は状態を表す形容詞で、「roughen」はその状態に変える動作を表す動詞です。語尾に注目して、文の中でどちらが適切か判断できるようにしましょう。