今回は「retire」と「withdraw」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「retire」の意味と使い方
「retire」は、仕事や職務から引退することを意味する動詞です。一般的に、年齢や勤続年数を理由に仕事をやめる場合に使われます。スポーツ選手などが現役を引退する際にも使われます。
「retire」を使った例文をみてみましょう。
- He plans to retire at the age of 65.
彼は65歳で引退する予定です。 - She retired from teaching last year.
彼女は昨年、教職を引退しました。 - The athlete retired after winning the championship.
その選手は優勝後に現役を引退しました。
「withdraw」の意味と使い方
「withdraw」は、「引き下がる」「撤退する」「引き出す」などの意味を持つ動詞です。さまざまな状況で使われますが、共通しているのは「何かから身を引く」「取りやめる」といったニュアンスです。軍隊の撤退、申請の取り下げ、銀行からお金を引き出す場面などで使われます。
「withdraw」を使った例文をみてみましょう。
- The army withdrew from the region.
軍隊はその地域から撤退しました。 - She decided to withdraw her application.
彼女は申請を取り下げることにしました。 - I need to withdraw some money from the bank.
銀行からお金を引き出す必要があります。
「retire」と「withdraw」の違いとは
「retire」と「withdraw」の違いについてみていきましょう。
「retire」は、主に職業や役割から「引退する」という意味で使われます。特定のキャリアの終わりを示す、計画的で恒久的な行動です。
一方、「withdraw」は、状況や物事から「身を引く」「撤回する」「取り出す」といったより広い意味を持ち、状況に応じてさまざまな使い方ができます。また、一時的に引く場合も含まれるため、「retire」ほどの最終的な印象はありません。
まとめ
今回は「retire」と「withdraw」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「retire」は仕事や職業からの引退を意味し、「withdraw」はより広い文脈で使える「撤退」「取り下げ」「引き出し」といった意味を持ちます。両者の違いを理解し、場面に応じて適切に使い分けることが大切です。