今回は「repulsed」と「nauseated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「repulsed」の意味と使い方
「repulsed」は、「嫌悪感を抱く」「強い不快感を感じる」という意味の形容詞です。道徳的・感情的に受け入れがたいものに対して、心理的に拒絶するような強い嫌悪の感情を表します。ややフォーマルで抽象的な文脈でよく使われます。
「repulsed」を使った例文をみてみましょう。
- She was repulsed by the cruelty of the movie.
彼女はその映画の残酷さに嫌悪感を抱きました。 - He felt repulsed by the idea of lying.
彼は嘘をつくという考えに強い反感を持ちました。 - I was repulsed by his behavior.
私は彼の振る舞いにうんざりしました。
「nauseated」の意味と使い方
「nauseated」は、「吐き気を感じる」「気分が悪くなる」という意味の形容詞です。物理的な吐き気(酔いや病気など)や、嫌悪感によって気持ちが悪くなることを表します。
「nauseated」を使った例文をみてみましょう。
- The smell of the garbage made me feel nauseated.
ゴミのにおいで吐き気がしました。 - She became nauseated after eating spoiled food.
彼女は傷んだ食べ物を食べて気分が悪くなりました。 - He was nauseated by the graphic images in the film.
彼はその映画の生々しい映像に気分が悪くなりました。
「repulsed」と「nauseated」の違いとは
「repulsed」と「nauseated」の違いについてみていきましょう。
「repulsed」は主に心理的・道徳的な嫌悪感に使われます。たとえば、人の行動や考え方に対する「拒絶反応」のような感情を表す際に使います。
一方、「nauseated」は身体的な「吐き気」や「気持ち悪さ」に焦点がありますが、視覚的・感覚的な嫌悪や、強い不快感に使うこともあります。
どちらも「不快」を意味しますが、repulsedは心理的、nauseatedは身体的な反応に近いです。
まとめ
今回は「repulsed」と「nauseated」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「repulsed」は道徳的・心理的な嫌悪感を表し、「nauseated」は身体的な吐き気や気分の悪さを表します。文脈や感情の種類に応じて適切に使い分けましょう。