今回は「reply」と「respond」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「reply」の意味と使い方
「reply」は、「返事をする」「答える」という意味の動詞・名詞です。主に口頭やメール、手紙、メッセージなどに対して返答する場面で使われ、ややカジュアルから中立的な印象を持つ表現です。
「reply」を使った例文をみてみましょう。
- I replied to her email this morning.
今朝、彼女のメールに返信しました。 - He didn’t reply to my question.
彼は私の質問に答えませんでした。 - Thank you for your quick reply.
迅速なご返信ありがとうございます。
「respond」の意味と使い方
「respond」も「返答する」「応じる」という意味の動詞です。「reply」よりもややフォーマルで、会話だけでなく、状況・刺激・要望など幅広い対象に対して反応するニュアンスがあります。書き言葉やビジネスの場でもよく使われます。
「respond」を使った例文をみてみましょう。
- The company responded quickly to customer complaints.
その会社は顧客からの苦情に素早く対応しました。 - She responded with a smile.
彼女は笑顔で反応しました。 - Please respond by Friday.
金曜日までにご返答ください。
「reply」と「respond」の違いとは
「reply」と「respond」の違いについてみていきましょう。
「reply」は、主に言葉や文章での返答を意味し、具体的なメッセージや質問に対する答えとして使われることが多いです。会話やEメールなどのコミュニケーションで使う、比較的カジュアルな語です。
一方、「respond」は、より幅広く、言葉だけでなく行動や感情などの反応にも使えるフォーマルな語です。特にビジネスや公式な場面、または対処・対応というニュアンスがある場合に適しています。
まとめ
今回は「reply」と「respond」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「reply」はメッセージや会話への返答に使うカジュアルな表現であり、「respond」はよりフォーマルかつ広い意味での反応・対応を表す言葉です。場面や相手に応じて、適切に使い分けることがポイントです。