今回は「repay」と「settle」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「repay」の意味と使い方
「repay」は、「返済する」「恩に報いる」という意味の動詞です。主にお金や借りたものを返す場面で使われますが、感謝の気持ちや恩義を返す場合にも使われます。
「repay」を使った例文をみてみましょう。
- I will repay the loan next month.
来月、そのローンを返済します。 - How can I ever repay your kindness?
あなたの親切にどうやって報いればいいでしょうか? - He repaid his debts in full.
彼は借金を全額返済しました。
「settle」の意味と使い方
「settle」には「解決する」「清算する」「落ち着かせる」などの意味があります。支払いに関して使う場合は、「(請求や借金などを)支払って終わらせる」という意味で使われます。また、争いや問題を解決するという意味も持ちます。
「settle」を使った例文をみてみましょう。
- I need to settle the bill before we leave.
出る前に勘定を済ませないといけません。 - They finally settled the dispute.
彼らはついに争いを解決しました。 - She settled her credit card balance.
彼女はクレジットカードの残高を清算しました。
「repay」と「settle」の違いとは
「repay」と「settle」の違いについてみていきましょう。
「repay」は、借りたお金や恩義など、特定の“借り”に対して返すという意味合いが強いです。金銭面では「ローン」「借金」に対して使うことが多く、感謝の気持ちや人情に対しても使えるのが特徴です。
一方、「settle」はより幅広い意味を持ち、金銭的な支払いに限らず、問題や争いごと、残高などを「清算・解決」する際にも使われます。支払いの場面では「請求書」「勘定」などを終わらせるという意味で使われます。
まとめ
今回は「repay」と「settle」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「repay」は借金や恩に対して返すことを表し、感情的・個人的な返済にも使えます。「settle」は金銭や問題など、広い意味で「清算・解決する」際に用いられます。場面に応じて正しく使い分けることが大切です。